恋愛映画を恋のお手本に>人はそれぞれの運命に責任を負わねばならぬ

続いては、男同士の「異性愛」とも言える複雑な「同性愛」。
劇の中で女性を演じ、そして相手役の男性を愛する。
同性愛が大罪とされる時代に叶わぬ愛を抱き続ける男の物語。
カンヌ国際映画祭パルムドール(最高作品賞)受賞作の
『さらば、わが愛 覇王別姫』です。『覇王別姫』とは
四面楚歌で有名な項羽とその愛人・虞美人を描いた京劇作品。

1930年代の中国・北京。娼婦の私生児である小豆子は、
捨てられるように京劇俳優養成所に預けられる。娼婦の子として
いじめられる小豆子を常に助けてくれたのは、兄弟子の石頭。
やがて成長した2人は、それぞれ程蝶衣、段小樓という芸名を名乗り、
京劇界きってのスターに。それと並行し蝶衣の小樓を慕う気持ちは
恋心へと変わっていくが、小樓は娼婦の菊仙と結婚する…。

蝶衣は3度の“去勢”とも象徴される行為から、女形として生きる
運命を受け入れ、小樓と舞台上で恋愛関係でいられる事を望みます。
一生を舞台と見なし「死ぬまで一緒にいよう」と話しますが、
小樓は「分別を失っている…私生活は舞台と違う」とたしなめます。
やがてコン・リー演じる菊仙が表れ、2人の関係に亀裂が生じます。
この三角関係は同性愛と異性愛の対立であり、やがて裏切りへ…。
小樓は自らの運命から逃げ出し、菊仙も蝶衣も失うことになります。
「人はそれぞれの運命に責任を負わねばならぬ」…『覇王別姫』が
何を教えているのか。環境や愛の形は違えど、恋愛の教訓にしたい。

さらば、わが愛 覇王別姫(1993/日本公開1994)香港・中国
監督/チェン・カイコー
主演/レスリー・チャン/チャン・フォンイー

恋愛映画を恋のお手本に

トップページ
恋愛映画をお手本にして、魅力ある異性になろう!
7割の人が信じている“運命の恋”を感じよう!
小粋な会話が良いお手本の古典的名作
初めて逢う待ち合わせの参考に
顔の見えない出逢いからわかるふれあいの大切さ
“偶然”をテーマに描く出逢いと別れ
あきらめず一途に思い続けて得るもの
運命に翻弄されるか、抗うか
映画史上最も有名な台詞に学ぶ
運命の恋を信じるか信じないか
真似したい!センスある洒落た会話
忘れられない人との再会は…
恋愛の妨げとなる障壁を乗り越えよう!
献身的な愛と真実を見る目
毎日相手を大切に思い続けること
16歳の歳の差恋愛に見る真の愛
仕事関係から発展する恋愛
遠距離恋愛で気付かされること
不釣り合いな立場でも互いに認め合う
自分に誇りと夢を持った自信ある態度
勇気を持って素直に気持ちを伝える
お互いの立場を尊重し合う配慮
禁じられた恋愛ほど学ぶものがある
自分の本心を見つめ直す機会
ストイックなダブル不倫の関係
越えそうで越えない一線の揺れ動き
嘘と真実の狭間で変化していく男女関係
どんな事でも分かつ事のできない“普遍の愛”
人はそれぞれの運命に責任を負わねばならぬ
自分に正直、自分の心に嘘はつかない
ありえない特殊な恋愛から学ぶ
愛によって野獣は王子様に変わる
辛い想い出も恋愛に生かせる
後悔しないように思い切ってみる
数々の名言から愛の本質を学ぶ
自分の存在意義を知り、恋の喜びを知る
どんな事態でも相手のために努力する姿勢
特別な気持ちのクリスマスの恋
怖がらず殻を破れば恋愛に近づける
愛って実は至る所に溢れているもの
失恋は本当の愛のために必要な試練
本音で言い合える相手は大切
恋愛に不器用な人へのススメ
人が変われることと言葉の力を知る
女心を理解すれば変われる
人の魅力は内面も磨いてこそ!
欠点も含めてありのままを受け入れる
フラれる方法を反面教師にしよう!
恋に悩んでも恋に臆病にはならない
オタクの40歳が挑む初体験の行方
勇気をもって変えるもの

その他

リンク募集中

inserted by FC2 system