恋愛映画を恋のお手本に>オタクの40歳が挑む初体験の行方

再び“恋愛に不器用”な男性を取り上げたいと思います。
かなり下ネタオンパレードな映画ではありますが、着地点は安心。
ストレートなタイトルについ引いてしまう『40歳の童貞男』です。
タイトル含め、いい人そうで、絶対モテなそうな主人公の
パッケージ写真がこれまた秀逸。でもなかなか良作なのです。

家電量販店の店員アンディは、フィギュアや漫画、ゲームを愛する
オタクな40歳の独身男。ある日ふとした事から自分が童貞である事を
同僚の悪友3人に知られてしまう。彼らは何とか初体験させようと
あれこれ世話を焼き始めるが、アンディは今ひとつ乗りきれない。
そんな中彼はトリシュという女性と出逢い、初デートに漕ぎ着けるが…。

純粋でいい人なのに自分の殻に閉じこもる似たような設定の映画で
『ラースと、その彼女』もありますが、アンディは少し違います。
(※『ラースと、その彼女』については以下もご参照ください。
 http://eigadate.web.fc2.com/index/lars.html
オタクでも極端に女性とのコミュニケーション能力が劣ってもなく、
ただ真面目なだけ。女性に臆病でもないし会話もなかなか面白い。
お国柄もあって?か、割とすんなりデートやベッドインに行くのは
映画なので出来過ぎ感はありますが、見習う所はあります。
そして最後はハッピーエンドなわけですが、結論としては、
「愛のあるセックスが大事」ということが教訓ですね。

40歳の童貞男(2005/日本公開2006)アメリカ
監督/ジャド・アパトー
主演/スティーヴ・カレル/キャサリン・キーナー

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